以前紹介した、茶色のミニカーを最初から作り直しました。
以前の記事はこちら
構想
以前 作ったミニカーで、ちょっと気に入らなかった以下の部分を改善します
・屋根の輪の模様をなくす
・置いた時の台とタイヤの間の隙間をなくす
・底をつくる
モデル作成
使ったソフトは、Fusion360です。
1.キャンバスに図面の画像を読み込み、モデルが1/40になるように画像サイズを調整します。
2.図面に沿ってモデルを作成していきます。
まずは、車側面。平面を書いて図面の形に合わせていきます
前から見ると、平面が真ん中にあるので、図面の車側面に合わせて形を修正していきます
今度は上から見て、図面に合わせて調整します
形が整ったら厚みをつけてボディにします
一旦、ボディから内側と外側の2つの面に分割して、それぞれの面から再び厚みをつけてボディを作成します。(車側面を2重にする)
3.その後、外側のボディにドアの溝を作っていきます
溝は平面で、横幅0.15mmで作ってみました
前から見ると中心に面があるので左右に厚みをつけて伸ばします
車側面の外側のボディのみ、今 作った溝で切り取ります
これを上から見るとこんな感じです
同様に、窓のある上の方も作成します。
上の方は、溝のほかに窓や窓枠があるので、ボディを3重にしました。
タイヤの部分を切り取ります
窓や取っ手の部分の穴を開けていきます
窓枠と窓は 深さを変えています
このへんで、車側面は左右対称なので、ミラーコピーして反対側も作ります
このようにして、車全体のボディを作成していきます。
4.そして完成した3Dモデルはこちら
出力
出来た車のモデルを1回で3D出力すると細かい部分がつぶれたり、ゆがんだりします
このため、3D出力する方向を考慮して、複数の部品に分割して3D出力します。
3D出力した結果がこちら。(出力方向は写真の通り)
全部品がこちら
後処理
1.パテ埋め
3D出力すると現れるフィラメントの筋を滑らかにするため、気になるところをパテで埋めます
2.仕上げ削り
ダイソーで買ったサンドペーパーで削りました。
同じくダイソーでこんなものも買ったのですが、あまり使いませんでした
3.着色
プラモデル用の塗料で 部品毎に着色していきます
すべての部品を着色してから組み立てて、完成です
完成
こんな感じになりました
ナンバープレートは大事ですね。
ナンバープレートは普通のプリンターで紙に印刷して、両面テープで貼りました
愛車の実車と同じナンバーにすることで、愛着がわきます
以前 作ったミニカーとの比較
以前 作った旧ミニカーと、今回 作った新ミニカーを比較すると、以下のようになりました